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2005.10.11

パターンB

延び延びになっていた調査報告書の作成。
コンクリート製の調査報告書は久しぶりだ。
調査項目が多く、写真も36枚フィルム5本分あるので
報告書のボリュームは大きくなる。

煙突の劣化状態は、大まかに分けると3つのパターンになる。

パターンA…外部状態が悪く、内部はそれ程でもない
パターンB…内部状態が悪く、外部はそれ程でもない
パターンC…内外部共に悪い

パターンAはごみ焼却場の煙突に多く、毎週土日の停止による
コンクリートの熱膨張収縮が原因で亀裂・剥離が発生する。
1990年代からは「内筒式」となっている場合が多いので
それ以前に建設された煙突に見られる。

パターンBは民間ボイラー用の煙突に多く、1980年代又はそれよりも前
に建設され、建設当初はC重油の使用により酸等の腐食環境が原因で内部の
劣化が発生する。年末年始や定修時に停止する為、コンクリートの
熱膨張収縮頻度は少なく外部コンクリートの亀裂も少ない。

パターンCは1970年代以前に建設され「古くて図面が無い」とか「鉄筋が丸鋼」とか
建設年度が古く、ライニングが無い場合もある。
中には「蹴飛ばせば壊れる」位の煙突もあるので注意が必要だ。

今回の煙突はパターンBに近い。
今日は写真整理、データまとめで終わる。
明日は劣化原因の考察や対策案の提案で終日かかる予定。
現地調査自体は1~2日程度で済むが報告書まとめには時間がかかる。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

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