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2005年12月

2005.12.31

良い年

年末工事2現場とも無事故で予定通り年内に終了。
昨日は若干、風が強く少し「ヒヤリ」とした場面があったが
何とか無事に終了した。
「良いお年を」と言って労いを込めて終了する。
帰りの新幹線は帰省ラッシュと別方向なので自由席で
だいぶ空席があり、ゆったりと帰れた。
年間を通して無事故で終わるというのは工事屋にとって
最良の事である。

紅白、K1、プライドの3番組をチャンネルを変えつつ大晦日の夜を過ごす。
中でも注目したのはプライドの「小川選手VS吉田選手」である。
今日初めて知った出来事であるが2人共、私と同じ大学の出身であり
小川選手が1年先輩で吉田選手は同級生であった。
個人的には小川選手を応援したいが同級生にも負けて欲しくはない。
結果は吉田選手の勝利。年男が勝った。

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2005.12.27

意外に…

年末工事の機材、材料手配確認及び見積。
新幹線の手配をすっかり忘れていた。
帰省と重なるので指定は無理かと思っていたが何とか
最後の指定席に間に合った。
後は天気が良いことを祈るのみ。

機材屋さんが年末の挨拶に訪れた。
打合せ等々をする。
「テレビ出演見ましたよ」と言われた。
大々的な告知はしていなかったのだが意外にテレビを
見ている人が多く影響が大きいなと改めて思った。

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2005.12.21

大先輩

改修案の略図及び見積略図の作成、職方との打合せ。
提出期限が早い案件から順に手掛けてゆく。
出張で不在の時に限って急ぎの見積依頼があるのは何故だろう?

一級建築士の登録番号が二桁台(民間では2番目の登録番号)
という「大先輩」の妻の祖父から合格祝いの電報が届いていた。
大先輩からのありがたい電報を見て又、涙が溢れ出す。
2年前に三角スケールと配筋指針の本を頂いていた。
年季の入った三角スケールで目盛が一部読めないので
「御守」兼「予備のスケール」として受験会場にも持って行った。
勉強中の一休みや挫折しそうになった時、その三角スケールを見て
やる気を奮い立たせていた。
偶然にも私と妻の家系が「建築に携わる者」ということで同じ様な
DNAなのかもしれない。

一級建築士としての社会的責任と「良いものづくり」の精神を
大先輩から受け継いで切磋琢磨していこうと改めて思った。
その他にも御祝いの電話やメールが届いた。
「多くの人に支えられながら人間は生きるもの」であり
感謝の気持と礼節を忘れずにと改めて思った。

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2005.12.20

長い1日と長かった3年間

大阪へ年末の御挨拶及び打合せ出張。
平成初期に建設された煙突で劣化対策案について
約2時間程、議論がなされる。
後日、打合せを踏まえた最終的な対策案を提出することとなった。

今日は一級建築士試験結果発表の日。
3回目のチャレンジである。
新大阪駅から自宅へ電話すると通知書が届いているとのこと。
中身は自分で確認したいので帰宅まで開封しないように伝える。
帰りの新幹線がいつもより長く長く感じる。
仏壇に通知書が置いてあり急いで開封。
「合格」と記載されていた。
3年間の努力を思い出し、自然に涙が溢れ出す。
宅建や2級建築士合格の時よりも努力した時間が長い分
喜びが大きい。
今年書いた32枚の図面と昨年書いた15枚の図面、合計47枚の
図面をしみじみと眺める。1枚3時間と仮定して作図だけで141時間
費やしたことになる。
利用者動線と管理者動線の分離や2方向避難・利用し易い部屋の
配置等々、図面の出来が徐々に上昇している。
一番最初に書いた図面では階段幅が7mになっており自分でも
出来の悪さに苦笑した。

こういう時期に合格となったことに何か運命的なものを感じる。
これまで以上に努力して社会的責任を果たさなければならない。

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2005.12.19

定期診断

職方打合せ、発注、年賀状チェック等々。

ほぼ毎年清掃及び点検補修を行っている御客様から連絡が入る。
昭和40年代に建設された煙突だが、定期点検・清掃・補修を行っているので
劣化は比較的少ない。大規模な劣化に至る前の軽微な内に補修を実施している。
いわゆる「プリベンティブメンテナンス」=「予防保全」の考え方だ。
煙突が稼働不能になると工場の操業ができなくなり重大な損害に発展することもありうる。
煙突も人間同様に「定期診断」が必要だ。

昨日は「ギックリ腰」になってしまい起きあがるのもつらかった。
日曜診療の病院を探して診断及び痛み止めの薬をもらった。
だが、今日も痛みは大して変わらず歩くのもつらかった。
姿勢を変える度に腰に痛みが走り力が入らない。
大事に至る前の「定期診断」、「早期治療」が重要だ。

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2005.12.13

プロフェッショナル

図面作成及び職方との打合せ、発注等々。

先日、見積辞退した某自動車工場の煙突改修工事の件について
その後の情報が入る。
結局、延期となったらしい。
詳細は不明だが、恐らく「工程」の面で折り合いがつかなかったのだろう。
我々「煙突のプロフェッショナル」がどう考えて工夫しても2.5ヶ月という工程は
実現不可能であるし「品質」と「安全」の確保が不可能である。
特に、改修工事の場合では「図面と違う」とか「条件が違う」というのは
日常茶飯事であるし、計画の段階で「最悪の事態」を想定しながら見積をする。
「天候悪化による工程遅延」が最初から許可されている現場、或いは
「仮設煙突」が最初から計画に盛り込まれて設置されていれば良いのだが
改修工事の場合、概ね煙突稼働停止期間が決まっている場合が多く工程延期は
難しい。御得意様ならば多少の無理をして受注することもあるが、どう考えて
努力・工夫しても「安全」「品質」「工程」が確保できない場合は、最初から
辞退するようにしている。
受注してから「できませんでした」ではプロフェッショナルとして失格であるし
信頼を失ってしまう。
又、金銭面に於いても御客様に多大な迷惑を被ってしまう。
某製紙会社の方に聞いた話では、煙突が稼働停止になり1日間生産不可能に
なった場合、約1000万円の損失が発生するらしい(もちろん、予備の設備や
煙突はあるが、全ての設備が稼働不能と仮定した場合)

煙突改修工事に於いては「稼働停止期間」「安全」「工程」「品質」は
重要項目である。

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2005.12.07

新幹線の中から

午前中は報告書作成及び現場打合せで静岡県に移動。
打合せ14時過ぎに終了、15時30分頃に帰りの新幹線に乗り込む。
「こだま」なので煙突が多数ある駅にて「のぞみ」の待ち合わせで
5分近く停車する。
ピーク時には365本の煙突があった市だが、地震対策の為に解体撤去が
進み、だいぶ少なくなってしまった。
「あの煙突は解体したのか」と思いつつ新幹線の中からしみじみと眺める。
しかし、耐震性が低く「解体又は耐震改修」して欲しいなと思う煙突に限って
「手付かず」の状態が多い。

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2005.12.05

年末工事

延び延びになっていた年末工事の材料・機材手配等々。
12月30、31日の工事なので不足があったら追加手配は
不可能である。簡単に入手できる材料ならば良いが
避雷針や補修モルタル、ゴンドラ等の特殊な材料・機材ばかりなので
入念にチェック・確認する。
更に雨天、強風ならば順延となり来年元旦以降になってしまうので
「バクチ」的な要素が多い。
煙突屋の場合、屋外作業なので雨天ならば施工不可能で
加えて10m/sec以上の風は危険なので作業できない。
「天候リスク」が常に伴ってしまう。

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