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2006.05.23

ころび3センチ

午前中は図面作成、午後から現場打合せ。
コンクリート製煙突の頂部外部鋼板巻き補強の図面作成であるが
煙突頂部の高さ1.6m部分だけなので、ころびは考慮せず計画する。
一般的にコンクリート製煙突の場合、高さ1m上昇する毎に直径で
25㎜(2.5センチ)小さくするのがバランスが良いテーパーとなる。
実際にはコンクリート製煙突の場合、型枠からはみ出したコンクリート
によって「バリ」が出て完全な円形とするのは不可能なので鋼板巻き補強では
円周方向に調整代を設けてコンクリートに密着させる様に設計する。
今回の煙突では約3センチのころびがあるので、円周方向で30センチ
直径では9.5センチの調整代を設定し、補強材の全高で
8ヶ所×4方向=32本のボルトで調整し、下の方のボルトは普通に締めて
上の方のボルトをきつく締めればコンクリートに密着できる。
鉄筋量は充分に配筋されているのでコンクリート落下防止が
今回の主目的である。

こうした細かい設計上の工夫は煙突屋としての腕の見せ所である。

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