« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »

2006年6月

2006.06.28

特別値引=特値

煙突見積書の作成及び建築基準法についての問合せ解答等。
以前に提出した煙突見積書に関してベストプライスを提示していたが
もう一声の依頼があり検討する。
4年前に実施した調査金額よりも若干安くしていたが
更なる値引依頼がある。物価上昇傾向の昨今で厳しい所であるが
御得意様なので断る訳にもいかない。
停電は無いか、前日に段取りのみ可能か、堆積煤と廃材は場内処分か
等々の条件を再度確認して、僅かな金額であるが特別値引とした。
停電があると発電機を準備しなければならないし、廃材の
持ち帰り等があると産廃費用が発生する。
細かい出費ではあるが、チリも積もれば大きくなる。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.26

耐火煉瓦とキャスタブルの比較

煙突検査成績書の作成等々。
御客様より煉瓦とキャスタブルの比較について質問があり
口頭で4点説明するが文書で送付して欲しいとのこと。
メーカーカタログや「耐火物手帳」を開いて数値等を確認する。
「耐火物手帳」の発行日を見ると1976年となっている。
およそ30年前の書籍であるが単位の変更がある程度で
内容的には現在でも充分に通用する。
調べているうちに耐火煉瓦の熱伝導率は、かなりバラツキがあることに
気づいた。メーカーカタログでも数値はマチマチだ。
おまけに単位がカロリーとセルシウス度の表示及びワットと絶対温度の表示で
年代によって異なるので換算するのがややこしい。
結局、煙突屋のバイブルである「煙突構造設計施工指針」の数字を使用した。

久しぶりに日本煙突業協会の人と飲みに行った。
1軒目が居酒屋でこの時期にしては珍しく牛刺身とレバ刺身を提供している。
新鮮度に自信があるのだろう。2軒目はお好み焼き屋だった。
何故か両方共奢ってもらった。
タダ酒ほど、うまいものは無い。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.22

図面の折り方

煙突施工計画書及び煙突調査報告書の作成等。
今日中に提出したかったので本文の作成を事務員に頼んで
A1図面4枚×2部を自分でコピーしてA4サイズに折りたたむ。
久しぶりに折りたたんだので図面の折り方を忘れてしまい
思い出しながら試行錯誤して折りたたむ。
かなり時間がかかってしまった。

最近午前中雨で午後に晴れという日が続いていたので
「置き傘」が多くなり会社が傘だらけになってしまった。
久しぶりに傘を持ち帰る。
早く梅雨明けとなってもらいたい。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.20

トラの棒

煙突施工図面及び煙突施工計画書、煙突煉瓦解体要領図の
作成等々。煙突施工図面は簡単な図面で良いとのことで
8年前に作成したデータを流用して午前中にメール送付できた。
煙突煉瓦解体要領図も一部変更で作成から30分で提出できた。

午後から煙突施工計画書のクレーン配置図を訂正してカラーコーンと
それに取付ける黄色と黒の縞模様の棒の本数を数える。
ふと考えると棒の正式名称が分からない。
ロープ状は「トラロープ」だが棒の場合「トラバー」か?と考えつつ
とりあえず「トラの棒」と呼ぶことにした。
カタログで正式名称を調べると、メーカーによって名称が異なるが
「コーンバー」で通じるらしく黄色と黒の他に赤と白のパターンも
あるらしい。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.16

クイックレスポンス

煙突見積書及び煙突施工計画書の作成等々。
煙突施工計画書の作成中に行き詰ってしまい
気分転換を兼ねて、コーヒーショップに行く。
行き帰りにあれこれ施工方法を考えながら歩く。
とりあえず自分で安全かつ施工し易いと思われる方法を
図面化して製作工場と職方にFAXして意見を仰ぐ。
結果は来週以降となった。
夕方、以前に提出していた煙突見積書について煙突がもう一本
必要になり基礎部分のローディングデータを早めに提出せよとの
依頼が入る。
「クイックレスポンス」の名にかけて「基本設計があれば今日中に
提出します」と回答する。
全体図が送られてきたので早速計算にかかる。
径は同じで高さが異なるだけなので以前のデータを変更して
計算し、最終チェックを行う。
依頼から約30分後に結果をFAXできた。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.14

1つの道具

先週、設置した煙突の手直し立会。
煙突掃除口の扉ボルトが1ヵ所閉まらないとのこと。
恐らくナット部分にゴミが詰まってネジ部分がうまくはまっていない
ものと想定してタップと新規のネジを用意する。
案の定ナットに粉がこびりついていたようで除去後タップでネジ切りすると
すんなりとネジが入っていった。
所要時間約15分、職方との別件での打合せも含めて午前中で終わった。
念の為、ドリルやサンダーも用意していたが使用する機会は無かった。
タップが無いと全く仕事にならなかったが、たった1つの道具が有ると無いとでは
状況が全く異なる。
午後からは休暇とした。
夏に向けて自宅の倉庫から扇風機を取り出して使用した。
3台中1台はおよそ30年近く使用しているが全く問題無く使用できる。
冷蔵庫や洗濯機は10年位で故障して最近買い換えたばかりである。
電化製品は寿命がマチマチだ。
最も古い扇風機は夏の暑さをしのぐ「1つの道具」として30年近く働いていることになる。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.12

4年ぶりと12年ぶり

煙突見積書と略図の作成等々。
4年前に内部キャスタブルを打設した鋼板製煙突の内部洗浄及び
調査見積依頼と別の御客様から12年前に梯子を交換した
煙突の梯子ブラケット交換依頼の見積依頼が入る。
4年前ぶりの煙突はCADデータ及び構造計算書があるので
数量の把握は楽に出来て依頼から1時間以内に見積提出できたが
12年ぶりの煙突は施工写真報告書及び手書き図面の捜索に1時間近く
かかってしまい更に施工要領書も提出せよとの事だったので
今日中には提出できなかった。
12年ぶりの煙突は写真を見ながらどうやって施工するか考えつつ
略図も作成しながら見積書を作成するのでどうしても時間がかかる。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.07

25mプール数杯分

煙突施工図面の作成及び煙突見積書略図の作成等々。
最近、排ガス量の多い煙突の見積依頼が重なり
どれも高さの指定はあるが直径の指定は無く、こちらで決定する
という案件で「本当に数値と単位が合っていますか?」と御客様に
確認する位に指定高さに対して排ガス量が多い。
1分間に2000m3前後の排ガス量で1時間で10万m3を超える。
それ位だと高さ100mクラスの煙突になると思われるが指定高さは
50m以下となっている。
単純に横10m長さ25m深さ1mのプールで250m3だから1分間に
プール8杯分以上の空気量が煙突内部を通過することになるので
煙突も相応のキャパシティが必要となる。やはり100mクラスの煙突の
排ガス量だが「?」と思いつつも取り急ぎ計画段階ということもあり
見積を提出した。
排ガス量に対し煙突の直径、高さが少ないと内部圧力が高まって
最悪の場合、排ガスが途中で噴出したり、逆流・爆発事故につながる
可能性があるので慎重に設計しなければならない。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.05

煙突技術相談室

煙突見積書、概略図、煙突構造計算書の作成等々。
御客様から鋼板製煙突熱膨張の件について質問が入る。
建屋内蔵型煙突で2階毎に支持があり約7mのスパンで計算上
約2㎜鋼板の熱膨張があるので問題無いか資料があれば
提出して欲しいとの事。
「7000㎜に対して2㎜だと約0.029%ですから一般常識で考えても
問題ありません」と回答する。会話中にたわみの制限値を思い出したので
確認後FAX送付しますと回答する。
「煙突構造設計施工指針」では膨張の制限値等は無く「熱膨張に対して安全な
構造としなければならない」という抽象的な表現しかない。
その他建築基準法等にも規定は無い。
「鋼構造設計規準」で梁のたわみ制限値は1/300以内という
規定があり、準用すると7000×1/300=23.33㎜となる。
多少強引な考え方ではあるが煙突を支持部両端固定の梁として考えると
2㎜<23.33㎜で許容値内となる。
鋼構造設計規準の一部をコピーして補足説明をつけてFAX送付した。
煙突では柔軟な考え方も要求される。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.01

夏の日差し

午前中は倉庫にて職方と打合せ及び日曜日に使用する
煙突工事材料の受け取り、午後から会社に戻って煙突見積略図の作成等。
倉庫へは車で行ったので昼食を高速道路のサービスエリアでとった。
サンプルを見ると冷し中華やざるそば等の「夏メニュー」が並んでおり
多くの人が夏メニューの食券を購入している。
昼食後車に戻りドアを開けると熱気が流れてきた。
窓を全開にしてエアコンを最大にする。
夏の日差しを感じる。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「品質」 「工期」 「価格」

http://www.entotsu.biz/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »