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2006年8月

2006.08.31

御近所

煙突見積書、略図作成等々。
午後から御客様に煙突改修内容について訪問する。
別の御得意様の近くにあり実際に訪問すると
距離100m位であった。更に500m位離れた所には
別の御得意様もあり、御近所であった。

出先で地下街の飲食店街で昼食を取る。
1周した後に「鶏の竜田揚げと刺身定食」という珍しい組合せの店に入る。
今時珍しく昼食時に禁煙となっておらず両隣で煙草の煙が舞っており
心地悪い。おまけに提供時間が長く、他の店より高価であった。
「ハズレ」の店に入ってしまったなとブルーになってしまった。
今日は夏休み最終日ということもあり電車内は
子供が多かった。明日からは新学期が始まるので
通勤電車も混雑し高田馬場は学生街としての町並みになる。

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2006.08.29

物持ち良し

煙突図面作成及び見積書の作成等。
御客様から5年前に施工した内筒式煙突の排ガス測定孔について
問合せが入る。測定孔がグラついているとの事で図面を確認する。
コンクリート外筒と内筒との距離があり測定孔長さが1200と長い。
片持ち梁の様な状態になっている為、たわみ易くなっている。
或いは施工後5年経過しているので腐蝕により曲がっている可能性もある。
施工方法はどうなっているか確認があり内筒内部側から現場溶接ですと回答する。
施工当時の写真を郵送することとした。
調べてみると過去の報告書も出てきて平成6年の報告書があった。
およそ12年前の報告書で最初に内筒式に改修した施工写真がある。
更に平成7年、9年、11年の内筒清掃点検報告書と
平成13年の内筒取替工事施工報告書、平成16年の避雷針取替工事
報告書が出てきた。
1本の煙突で6冊の報告書があり「物持ちが良いな」と我ながら感心する。

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2006.08.24

芯棒アンカーとメスアンカー

煙突見積書略図の作成、見積書、施工図面の作成等々。
ライニング材取付けの為のアンカーを芯棒アンカーとするか
メスアンカーとするか図面を作成しながら検討する。
芯棒アンカーの方が施工的に楽だが最大長さ150㎜なので
埋め込み長さと取り付け物の厚さを考慮すると
若干短い。メスアンカーだとボルト長さは自由に調整できるが
施工段階が多くなる。
1/2の大きい図面を書いて印刷し確認することにした。

自宅近くの木造住宅現場を帰りに見学すると屋根と窓が取付けられていた。
相変わらず施工が早い。
注文住宅では無いので上棟式はしていない様だ。
他人の家ではあるが何となく寂しく感じる。

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2006.08.22

レベル2

煙突施工計画書の作成及び見積略図の作成等。
仕様書を確認しつつ施工計画書を作成する。
ダイオキシン対策の保護レベルは2で施工すること、という記載があるが
呼吸用保護具はプレッシャデマンド形エアラインマスクを使用となっている。
レベル2ならば防塵防毒マスクで良いのだが?と思い
御客様に確認する為に、電話すると終日不在との事でFAXで送付した。
現在稼働中のゴミ焼却場は保護レベル1で対応可能な場合が多いので
保護レベル3対応での施工ということは、ほとんど無い。

自宅近くで木造住宅2棟が施工中なので行き帰りに見学する。
先週末に柱の建方が終わったと思っていたら今日見ると
壁の下地材が取付けられていた。
ユニット化された部材を組み立てる様で施工が早い。
最近では現場で材木のカンナ掛け、端部加工等する機会は
少なくなっているのだろうか。

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2006.08.18

160tクレーン

先週から施工している40m鋼板製煙突の3・4・5節目建方立会。
160tクレーンを使用しての建方で、午前中に建方及び仮付け溶接
夕方までに内部1層、外部2層溶接という予定だった。
夕立と雷があると、今日中にはクレーンの玉掛けワイヤーが
外せなくなるので心配していたが天候の変化は無く
16時30分にはワイヤーを外せた。
日頃の行いが良いのだと自画自賛してみる。
3~5節目の合計重量はクレーン能力の計算上余裕を見て16.5t
としていたが実際の重量は16tだった。
これまた自画自賛してみる。

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2006.08.17

強行突破

煙突見積書及び概略図の作成等々。
煙突高さと頂部口径寸法の指定及びRC製という指定だけがあり
基礎寸法その他、細かい部分はこちらで決めて良いとのこと。
概略の構造計算を行い、基礎寸法・鉄筋量を決めてゆく。
地盤状態が不明なので、鉄筋量・断面積・基礎寸法は余裕を持った設計とした。

昨日今日と天気の状態が変わり易く、高田馬場では晴れていたが
地元駅に着くと、夕立と雷が鳴っていた。
雨が止むまで待つのは嫌なので、いつもなら「全速力で」走って強行突破
するのだが、暑いので駅前の書店で立ち読みしながら雨が止むまで
待つことにした。店内は混雑しており、同じ様に立ち読みしている客が多かった。
「待つのが嫌い」というのは江戸っ子気質なのだろうか。

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2006.08.15

5.5m×5本+4.5m=32m

煙突見積書作成及び概略図の作成等々。
全長32mの内筒煙突が必要なので概略図を書きながら
分割方法を検討する。当初、思いつきで8m×4本=32mとしていたが
クレーン能力表を確認しながら検討すると重量的には問題ないが
作業半径とブーム長さを考慮すると若干厳しい。
1パーツを短くする方向で検討するが32mが割り切れる数字を検討すると
4m×8パーツとなってしまう。現場溶接を少なくしたいので
1パーツはなるべく短くしたい。
あれこれ検討した結果、5.5m×5本+4.5m=32mとして計画することにした。

昼食は会社から少し遠い場所にあるラーメン店に行くことにした。
看板に「日本一のトンコツ」という記載があり前から気になっていた。
混雑を避ける為に11時30分頃に行ったが、昨日から明後日まで
12時開店との事。これでその店で食べる機会を失ったのは3回目となる。
行くと定休日や開店時間前等、その店とは相性が悪い。
結局、11時30分開店の他のラーメン店に行った。

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2006.08.11

2リットル×13本=26リットル

40m鋼板製煙突新設の立会。
1パーツ8m×5本=40mとなり、今日は下部2本の搬入及び
最下部の建方。午前中は曇りでそれほど暑くなかったが
昼前から次第に暑くなっていった。
熱中症防止の為、午前中にスポーツドリンクやお茶等
2リットルのペットボトルを4本購入する、が昼食後には
全てカラになってしまった。私を含め8人いるので消費が早い。
午後に4本追加購入したが、3時休憩後には全てカラとなり
再度5本追加購入する。
明日からは毎日2ダースまとめて購入することにした。

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2006.08.09

円型煙突と角型煙突

午前中は現場にて打合せ、午後から他の御客様との打合せ及び
見積作成等々。
角型煙突の内部煉瓦が崩れかかっているとの事で
施工例写真を持参し、対策方法等を説明する。
内部煉瓦式煙突の場は円型よりも角型煙突の方が
煉瓦の脱落・崩壊等が発生し易い。
円型はどの方向でも同じ面を形成しシームレスに近いので
1ヵ所が脱落しても全体の崩壊には至らないが
角型の場合、4つの面があり4ヶ所の継目が発生する。
継目があることによって1ヶ所脱落すると、その1面全体が
崩壊し易くなってしまう。
円型の方が通風抵抗が少なく通気力としては有利になり
施工数量が少なくなるので金額的にも有利になるのだが
建屋付属型煙突の場合は意匠的な理由により角型が多くなる。

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2006.08.07

煙突直径と排ガス量の関係

煙突見積書の作成及び雑用等々。
現地調査に行っている職方より連絡が入る。
先週、御客様から連絡があったが内筒から錆片が
飛散しているとのこと。
ガス量が増加したらしく煙突の直径は変わらないので
内部圧力が増加して錆片の飛散へと発展したものと思われる。
圧力が高いと錆の飛散や騒音、振動が発生し
圧力が低いと煙の上昇能力が阻害されダウンウォッシュになる。
煙突直径と排ガス量は微妙なバランスの上で成り立っている。

高田馬場を歩いていると居酒屋の「生ビール200円キャンペーン」
が目に入る。学生が夏休みなのでキャンペーンを行っているのであろう。
高田馬場は人口の季節変動が激しい。

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2006.08.04

ステンレスの融点

先週実施された第114回日本煙突業協会の議事録作成及び
雑用等々。夏の総会の議題は秋の研修会テーマについて
と決まっており、去年の議事録を確認するとやはり同じ内容だった。
今年は会員2社からの発表と決定され、電気防蝕とその他のテーマ
となった。希望としては建築士法改正についてであるが最終決定は
次回の技術懇談会以降となった。

御客様から「ステンレスの融点」に関する質問が入る。JIS規格等
文書でFAX送付せよとのこと。早速JISハンドブック鉄鋼Ⅰ、Ⅱをめくる。
しかし、初めて分かったが「融点」に関する記述は全く無い。
最後の頼みの綱として「ステンレス協会」に電話して問い合わせてみる。
融点は1400℃~1450℃とのこと。JIS規格等文書化されているものは
ありますかと問い合わせた所、無いとの事。
唯一メーカーカタログに記載されているとの事でFAXして頂いた。

御客様に自信を持って「融点に関する記述はJIS規格にあると思いますよ」
と言った手前、ちょっと恥ずかしかった。

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2006.08.01

K値高め

煙突拡散計算書及び煙突構造計算書の作成等々。
大気汚染防止法、硫黄酸化物排出規制に関するK値の数値を
法令集で確認する…が探している地域が記載されていない。
管轄市役所の環境保全課に電話し数値を確認する。
K値9.0とのこと。東京近郊なのでK値は4.0前後かと思っていたが
予想よりも高かった。
煙突の計算数値は、燃料が良く、排ガス量も低いので
規制値の半分以下であり問題無い。煙突高さは更に低くできるが
余裕を持った高さで設計することにした。

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