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2007.06.19

10mの差

煙突施工計画書及び煙突資料作成等々。
昨日提出した50m煙突の見積について高さ60mにて
再見積との連絡が入る。
50mでは独立形式で構造計算上の余裕を持った見積としていたが
60mとなると建築基準法では「超高層建築物」となるので
構造計算の大臣認定(及び動的解析)、航空法での航空障害灯の
設置等 法令上の規制の検討が必要になる。
更に、共振風速の検討も必要になる。
概略で検討した結果、独立形式ではかなり困難であり
支枠付の煙突として見積することにした。
おそらく、昨日提出した見積の1.5倍~2倍近くの金額となることが
予想される。
最近では鋼材の価格上昇が著しいので50m以上の高い煙突に於いて
鋼板製煙突で見積するのはリスクが非常に高い。
VE提案として内部煉瓦式のRC煙突も見積することにした。

煙突屋には要求される性能と品質を満たしつつコストダウンを目指す
計画能力が必要とされる。

煙突屋(工事屋)の基本  「安全」
煙突屋(工事屋)の3原則 「高品質」 「工期遵守」 「適正価格」

煙突に関する一切の業務
京誠工業 株式会社 ホームページは
http://www.entotsu.biz/
を御覧下さい

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