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2009年2月

2009.02.26

「耐え忍ぶ」春の訪れ

現場下見及び役所手続き、帰社後煙突施工図面作成等々。
現場にて周辺道路の搬入路確認とクレーン配置位置の検討を行う。
予想以上に搬入路の幅は広くクレーンの作業半径も近かった。図面上では厳しいと思っていたが
実際に見てみると余裕があり計画通りで問題無いものと思われる。
図面上では表現されない障害物がある場合もあるので図面と現場作業条件の検証は重要である。

2月下旬になり特に今日は花粉飛散が著しかった。今朝は薬を飲むのを忘れてしまい
クシャミ・鼻水・目のかゆみと3拍子揃って症状が活発化した。
カバンに常備していたポケットティッシュを往路で使い切ってしまい途中で新規に購入したが
会社に戻る前には全て使い切っていた。花粉症対策は「薬を飲んで耐える」しかない。
止め処無く流れ出る鼻水と共に22回目の「耐え忍ぶ」春の訪れを感じる。

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2009.02.24

続きアリ

煙突施工報告書、施工図面変更、ダウンウォッシュ計算及び見解書、構造計算書作成等々。
ダウンウォッシュ計算を行い結果を見解書に反映させたが件名の正式名称を
確認する為に頂いたメールを印刷して確認する。メールはエンドユーザー殿から
設計事務所殿と御得意様を経て2回転送されており印刷すると2ページ分に渡っていた。
1ページ目しか見ていなかったので設計業務名=件名と思い込んでいたが続きをよく見ると
2ページ目の後半部分に業務名とは別に正式な工事件名が記載されていた。
長いメールは最後まで入念にチェックすることが必要である。

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2009.02.20

売切れ

煙突構造計算書、施工報告書作成等々。
施工記録の作成にあたってコンクリートの仕上がり許容差を確認する。
手持ちの公共建築工事標準仕様書で調べてみると許容差は+50㎜と意外に大きい。
アンカーボルトネジ切り部のプラス側余裕は28㎜であるのでネジ山を3山残すとすると
仕上がりは+5㎜以下にとしたい。
建築工事標準仕様書JASS5 鉄筋コンクリート工事での規定が気になり手元には無いので
購入のため書店に向かう…が売切れであった。
結局、JASS6 鉄骨工事の基準を流用して±5㎜とした。
煙突の場合はJASSの様な明確な基準が無いので工種毎に様々な基準を流用する。
建築物ではなく工作物であるので建築物の基準を流用するとシビアな基準となる場合もある。
煙突は基本的には設備であるが建築的要素や基礎工事の土木的要素、避雷設備や航空障害灯での
電気的要素も含むので様々な知識が必要とされる。

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2009.02.18

単位換算

煙突施工図作成、見解書作成等々。
煙突内部付着物のダイオキシン分析結果が御客様よりFAX送付されたので基発402号での
解体区分及び保護具選定、産業廃棄物処分方法について見解書を作成する。
分析結果の単位はng-TEQ/g-dryとなっているが基発と廃棄物の処理及び清掃に関する法律での
単位はpg-TEQ/g-dryとなっている。単純に10^3で換算できると思われたが念の為に
分析機関に確認する。回答はng-TEQ/g-dryの数値を1000倍すればpg-TEQ/g-dryの数値に
なるということであった。換算すると分析結果は3000pg-TEQ/g-dryを下回っており
第1管理区域でレベル1、管理型処分ということになるので、その旨の見解書を提出した。
㎏→ニュートン等のややこしい換算ではなく、単純な換算で分かり易い。

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2009.02.17

激しい寒暖差

煙突アンカーフレーム設置立会。
一昨日、東京から移動した時には冬の格好では若干暑く感じる位であったが
移動先の空港に降り立つと雨混じりの雪であった。
天気予報で気温の低いことを確認し、ある程度の防寒具を持参していたが
風が強く体感温度は気温以上に寒く感じる。
万全とは言えない防寒具で寒さを堪えつつ作業を確認する。
東京に戻ると暖かくコートを脱いで帰宅した。
季節の変わり目は作業服の適切な選択が難しい。

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2009.02.13

図面枠

煙突施工図面作成、雑用等々。
提出済みの暫定施工図に元請殿指定の図面枠で再作図を行う。
上下方向の作図範囲が狭い図面枠であるので一部はみ出る部分が発生する。
煙突高さ50mで縦方向に書く場合は1/100が見やすくちょうど良いがそのままでは
上下共に図面枠に干渉する。
しばらく考慮の上、横方向に変更することにした。
1枚の図面に情報を凝縮して作図し、図面枚数を極力少なくすることが施工ミスを少なくする
ことに繋がるというのは先代の教えである。図面を何枚も見ながら施工しなくてはならない
という事は面倒であるしミスを誘発しやすい。その為に図面枠はなるべく大きく、情報量を多く
書き込めることが望ましい。

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2009.02.10

高温用FRP

煙突見積書、煙突施工図作成等々。
鋼板製煙突の改修見積であるが、御客様より一部FRPを使用したいとの要望があった。
排ガス温度を確認すると200℃程度とのこと。FRPではそれほどの高温での使用は
できないと意見を述べると200℃以上でも使用可能なFRPがあるとのこと。
確認しますと言って一旦電話を切る。
自分の認識では60℃程度までで特殊FRPでも100℃前後である。
FRPについて詳しい人に電話で確認する。
確かに樹脂の組合せによって200℃以上でも使用可能なFRPはあるが製造可能な
工場は日本中でも数えるほどしかなく納期も非常にかかるだろうとのこと。
更に鋼管内部ライニングとして使用する場合は熱膨張の違いによって剥離する
可能性が高いのでFRP単体での使用を推奨するとのことであった。
一般的にはFRPは50~60℃程度までの使用が望ましいという意見であった。
聞いた話をそのまま御客様に説明し、代替案として耐酸キャスタブルを推奨する…が
やはりFRPを使用したいとのこと。FRPは支給として頂き見積からは除外することとなった。
基本的にはプラスチックなので熱に弱いというイメージが拭いきれない。
様々なFRPが開発されているらしいが高温で使用するには納期や金額その他の面で
ハードルが高い材料であると思った。

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2009.02.06

鍵ケースと携帯電話

元請殿同行にて煙突新設現場下見及び説明等々。
久しぶりの飛行機移動で往路は始発便、復路は最終便と
ハードスケジュールではあったが無事に終了できた。

往路の保安検査で手荷物とノートパソコン、携帯電話をトレーに入れて
X線検査機に通して金属探知ゲートを通る。
通過する直前に鍵ケースをポケットに入れたままであることに気がついた…が
混み合っているのでそのまま通過してみる。案の定、反応してしまった。
コートを着込んだ冬の厚着状態でも反応する精度の高さに感心する。
ポケットの鍵ケースと小銭を取り出し、再度ゲートを通過し無事に検査が終わる。
復路では手荷物とノートパソコン、鍵ケースをトレーに入れてX線検査機に通して
金属探知ゲートを通る…が、またもや反応してしまった。
今度はうっかり携帯電話をポケットに入れたまま通過してしまった。
ポケットの携帯電話を取り出して、再度ゲートを通過し無事に検査が終わる。
ゲートでアラームが鳴ると「不合格です」という烙印を押された様な感じがして
あまり良い気はしない。
次回は万全な状態で保安検査を受けようと思った。

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2009.02.05

客観的視点

煙突構造計算及び資料作成等々。
現在は使用していない煙突の頂部閉止板取付について御客様と打合せする。
煙突の図面が無いのでFAX送付して頂ける様に御願いすると程なく送付されてきた。
煙突図面と閉止板の取付計画図が送付され、施工性が良く安全に施工できる
計画図だなと感心しながら見る…が何処かで見たような図である。
見積日付を確認すると平成19年で約2年前に提出していた。
記憶を辿ると見積と共に手書きの閉止板の概略図を送っていたことを思い出した。
御客様の方で正式に図面化して頂いたらしい。
自ら計画した案ではあるが2年後の客観的な視点で見ても良い計画である。
過去に作図した図面を見ると逆に改善すべき点が多い場合もある。
自らの計画や図面を客観的な視点で見ることは設計者にとって重要である。

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2009.02.02

スタンダード設計

煙突見積略図作成、施工図作成等々。
梯子の作図で過去のデータを利用するが煙突高さは全く異なる。
踏子ピッチは同じであるので梯子のスタート位置調整とブラケット位置だけを
調整すればよいが、とりあえず過去のデータをそのまま利用してみる。
他の部分に干渉することなくスッキリと収まった。
「スタンダード設計」があると流用し易く楽である。

昨日のテレビでドイツの暖炉の「煙突掃除夫」が紹介されていた。
ドイツでは一酸化炭素中毒防止の為に年一回の煙突清掃が義務付けられており
「マイスター」としての資格として定着しているとのこと。
日本では暖炉の煙突は非常に少ないので法令上の煙突清掃義務は無い。
煙突内部堆積物による排煙障害事故(バックファイヤー)を過去に聞いたことがある。
10~20年以上清掃していないという煙突もまれに存在する。
清掃を行うと煙突の内部状況や劣化状況も把握できるので良いのだが、残念ながら
煙突の清掃点検に対する認識度は低い。
設備の長期利用という観点から煙突清掃点検は重要である。

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